*さけのさかな*

使命はお酒を愛し楽しく生きること。酒の肴に語るにはわりと珍味。

依存症という病

随分シェアされていた記事。

 

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覚せい剤依存症に関するインタビュー。

 

インタビュイーは 

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 松本俊彦・薬物依存研究部長。

 

 

 

意志が強ければやめられる。これは間違った考えですよ。

患者は強さにとらわれている人が多いのです。まず強くないといけない、と。不器用なまでに強くで、頑固で、意地になりすぎて、周りが見えない。 

まず、身体が回復します。次は脳、その次に心が回復してきます。

 

 

冷静に分析されていて、感情をうまく客観的に捉えているなあと思いました。

感情や欲求を感情で否定する、若しくはジャッジする。

コレはよくある失敗ですけれど。(誰でも、私も、最初はよくやってしまうのです。)

この感情や欲求をあるものとして、理性の目で客観的に捉える、

このやり方をうまく説明出来る人って、まだ見たこと無いです。

(もしかしたら心療内科等のお医者さんとか、説明上手な方がいらっしゃるかも。)

誰かうまく説明してくれないかなあといつも思うのですが…

(私もトライしてはいるんですけどね(~~;))

 

 

前後しますが

 

反省なんて、してもしなくてもいいから、治療のプログラムを受けてほしい。


だいたい、反省の有無は回復には関係ないんですよね。反省して生活が立ち直るなら、それでいいのですが、そういう調査結果はありません。逆に反省を強要すると、もっとウソつきになるんですよね。

 

ものっすごい合理的で笑いましたw

本当にそう思います。

それに、反省なんてのは自分の中で自然に湧き上がる気持ちだと思うんですよね。

感謝なんかもそうじゃないですか? 

だから、別なんですってそれ。

 

 

 

依存症の患者って、実は「人に依存しない病」なんです。


人は誰しも何かに頼って生きています。依存しない人なんていない。頼るのが、家族、仕事、肩書きという人もいるかもしれない。他の人に頼ることだってあるでしょう。


彼らはそれを、クスリとかアルコールだけで解決しようとする。どこかで、社会とつながりを持つことが回復の第一歩です。


スポーツ選手だって、専属のトレーナーをつけて体をケアしていますよね。治療プログラムも同じです。セルフケアが大事なんです。

 

 

これ以上無い依存症の説明だと思いました。 

 

人に頼れない、頼ってはいけないと思っているため、

自力解決の方法として、人では無いモノに依存してしまう。

 

頼ると依存って同じ文脈で捉えているみたいですが、

多分頼るとか依存が行き過ぎた状態が「依存症」という病気と解釈すれば良いのかな。

 

人間関係においても依存症はありますけれど、 

本人たちがそれで良ければ良いのかも知れないです。

 

私は嫌だけどw