なんとかとハサミは
「本当に頭の良い人は、わからない人のことを馬鹿にすることはない。
わからない人を馬鹿にしたり、見下したりする人は、実は頭はそれほど良くない。」
私が大学院に進学するかの時、
入ったとしてやっていけるのか、みたいなことを悩んでいた時期に
教授がとある先輩にわからないこと(主に勉強の仕方)を訊いてみたらどうか、
と言って更に続けた言葉。
その先輩、T大卒家系のサラブレッドだったんですけど、なぜかT大卒後音楽の道に(笑)
教授曰く、彼の頭の良さは実感として本当に良い。(因みに教授のパートナーもT大卒)
彼本人は周りと比べればそれほどでもないって言ってましたけどやっぱり頭良いです。
ちょっとあることでむかっ腹立ってて、
冒頭の言葉を思い出していたんですが、
たまたまなんとなく気になって読んだこちらの記事
行動によって、
今までの全く逆の事をしてみて
偏った前提をひっくり返す
っちゅー事なんですけど。(バンジーとかいう場合もあるね。この表現あまり好きじゃないけどw)
今までの逆をするって
決めたとたんに色んな怖さが
出る時あると思うのよ。こんな事したら
嫌われるんじゃないかとか
疎まれるんじゃないかとか
嫉妬されるんじゃないかとか
攻撃されるんじゃないかとか
仲間外れにされるんじゃないかとか。
(あくまで一例ですよ)まあ、「~じゃないか」と
言う時点で立派な妄想ですがwでも、自分にとっては
妄想にも思えないくらい
リアルに怖いと思うんです。
で!この時に一つ。
そんな怖さが出てきた時に、
これだけは覚えておいてほしい事。
さっきの妄想なんですが、
これ、妄想できたという事は、
あなたもそういう人間だという事。自分が今びびりながらでも
しようとしてる事を、もし誰か他の人がやったとき、
嫌う
疎ましく思う
嫉妬する
攻撃する
仲間外れにする、こんな事やこれに似たような事を
するのは紛れもなくあなたなんです。
人間が妄想するときって、
自分の価値観で妄想するんです。自分に「ある」事でしか
想定できないようになってます。
なので、
自分が逆の立場なら
妄想で出てきた事や
似たような事をするから、
自分がやる立場にたった時に
同じような事されると
思えるわけですよ(笑)そうじゃなかったら
そんな想定絶対できないからw
これ読んで、ガーン!( ̄◇ ̄;)と身体に響いてしまいました。
書いてあることは知らなかった内容では無いんですけれど、
めちゃめちゃタイムリーに不意打ちされたような感じで。
つまり、私は自分が誰かを馬鹿にする人間だから、
自分が馬鹿にされたのじゃなくても、誰かが他の人を馬鹿にしたりするのに
すごく腹が立つということがわかってしまったんですね。
自分が他人を馬鹿にする人間なのに、それを認められなくて、
別の人が他人を馬鹿にしていると、それも否定したくなってしまう
という。
別の人を否定しているんじゃなくて、
結局、自分の行為を否定していたのです。
ぅわぁーーーーーーー!!!!!
腹が立っていたのって、自分の行為を隠したかっただけじゃん!?(ーー;)
なんで私が必死で隠してるのに
あんたらはそれを見せようとするんだよ!?
って思っていたんですね〜実は(笑)
そう気付いたら、なんだかすごく楽になって。
ちょっとした人からのアドバイスなども、すんなり入ってくるように(笑)
これで私が他人を馬鹿にしない人になった…わけでは残念ながらありません(笑)
必死で隠して否定していた、
「私は他人を馬鹿にするような人」であることを
認めた、分かった、知った、諦めた、ん〜どれもしっくり来ないですが、
ああ、理解した、が一番近いかもしれません。
問題の答えが分かった、解けた。
そういう気分です。