*さけのさかな*

使命はお酒を愛し楽しく生きること。酒の肴に語るにはわりと珍味。

ガチスピ「神秘学講座」レポ

 

私、このことブログに書いたことあったかな?

 

と、さかのぼって調べようとして、

早々にあきらめました。

 

検索して一発で出てこないってことは書いてないんだよ。(たぶん)

 

この話はあまり人にはしないようにしていたかもしれません。

でも、もういいかなと思って書いてしまいます(笑)

 

 

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4年近くぶりに「神秘学講座」に参加しました。

 

 

 

この神秘学講座、

いわば、ガチスピリチュアル

 

キリスト教神秘学・

薔薇十字系神秘学(ってなんだかよく知らんけど)

主に

ルドルフ・シュタイナーやダスカロスの教えをベースにしています。

 

まあ要は、西洋系の神秘学ってことね。(たぶん)

 

でも行法は東洋の気功を取り入れていて、

気の扱い方等は東洋式で練習します。

東洋人には東洋のやり方のほうが合うからだとか。

 

ここではヒーリングを学ぶというよりは、

ヒーリングができる心身作りを学ぶ

のだと私は解釈しているのですが、

 

正直、

私はヒーラーには全く興味がないので、

それ系の話になると、

わりとモチベーションが下がります(衝撃告白(笑))

 

講座の形態は

大学の講義・ゼミに近い感じです。 

 

 

今回、ものすごい久しぶりに参加して、

とっても面白いと感じたのですが、

 

実は、

以前参加したこの講座の(私にとっては)最後の方、

確か自分が苦手な分野だったかで、

頭が考えることも理解することも拒否っていた

という記憶があり、

しばらく離れてみようと思ったのを思い出しました。

 

今となってはその理由もわかるんですけどね。

 

当時の自分は

“勉強している”“分かっている”“正しくつかんでいる”

“理解できるはずだ”“考えれば答えが出るはずだ”

と驕り頭が硬直していたため、

 

わからないことが素直に受け入れられなかった

のだと思います。

恥ずかしすぐる…

 

今回自分が変わったなと思ったことは、

言葉を頭で理解するのではなく、

言葉を全身で受け止める、浸透させるような感覚で、

わかるわからないということも受け入れた上で

考えられたことです。

 

頭で理解しようとすると、

どうしてもわかる・わからないで判断しがちなので。

(“ああ、わかるわかる”って途中で分かったような気になったり、

 わからないのにわからないところまで戻って考えられなかったり)

 

今回初めてこの講座に参加する人たちもいらっしゃいましたが、

それぞれ学んでこられた方ばかりで、

 

はっきり言って、

私の方が良く分かってない(笑)

 

なにそれ、呪文?みたいな感じ(笑)

 

 

 

今回の講座前半のテーマは

「神」について 

でした(こういうのもキリスト教よね)。

本当は「絶対存在」についてだったんだけど、

メジャーな表現じゃないので、敢えて「神」としました。

 

「神」についていくつかの定義を教えてもらった後、

我々だったらどう定義するか意見を出し合いました。

 

これについては以前から考える機会があって

比較的早く自分でも言語化でき、

また他の受講生から出てきた意見とも概ね近い理解のものでした。

 

ただ、プラクティスとして

「放蕩息子のたとえ話」

放蕩息子のたとえ話 - Wikipedia に出てくる

「父」にアチューンメントする

っていうのが難しかったです。

 

どうしても自分の理解の範疇での知識が先行して

「父」ってこうだったんだろうなと

いかにもなステレオタイプの感想しか出てこなくて。

 

 

そして後半のテーマは

聖霊」(三位一体“父と子と聖霊の御名において”の聖霊ね。)

 

これが全然ピンとこない。

潜在意識の更に奥?意味不

正直、大天使となにが違うの?

って訊きたかったんですけど、

ちょっと時間が足りなかった。

 

なんかシステムっぽいものじゃないか

と、なんとなく理解したようなしないような感じ。

 

これって、元々キリスト教圏の人々の方が

感覚的にわかるのかも。

 

以前、

イギリス人の英会話の先生と

神道や仏教(いわゆる多神教)についてディスカッションした時に、

「God」の使い方で相互理解が難しかった記憶が。

 

 

さらにこの日は二部構成で、

第一部は初級講座、

第二部は

中級講座の受講生の研究発表と

外部の講師を招いた特別講義になりました。 

 

中級の受講生さんには

まだ私が参加していた頃からいらした方が多くて、

覚えていてもらえて嬉しかったです。

(主に酒飲みだということとか(笑))

 

発表を担当した受講生さんは、

自分の仕事、主に人間関係において、

神秘学の見地から紐解いてゆく

内容だったのですが、

 

そこに出てきた同じ職場の方が

キャラが濃くて(笑)

 

同情しつつ、

つい笑ってしまいました。

 

 

そして、今回とても楽しみにしていた、

特別講義。

 

音楽の仕事をしていらして、 

“アレクサンダー・テクニーク”に精通され、

また、

神道系霊能者(一気に怪しく(笑))でもある

講師の先生でした。

 

大酒飲み(音楽特に楽器系は多いのよねw)とのことだったので、

それだけでイイ人と勝手に認定しました(笑)

 

話がめちゃくちゃ面白くて、

時間があっという間でした。

 

その中で印象に残ったのが、

“満員電車”での話。

 

ある日満員電車に乗っていたら、

乗客の一人が

その場で瞑想を始めたようでした。

 

そうしたら、その人、

その場にあった?居た?良くないものを

どんどん吸引し始めちゃったらしいのです。

 

瞑想が深くなるほどに吸引力が増し、

居合わせた講師の先生が

訳あって連れていた良くないものも

一緒に持って行ってしまったそうです。

 

その人、その後どうしたんでしょうね。

霊能者だったのならいいんだけど。

 

これを聞いて、

人が多いところでは絶対瞑想はすまい

と心に誓いました(怖

 

それから

音楽用語を使って説明している時、

espressivo って知ってる人、見たことある人います?”

って訊かれて、

 

“やべー意味なんだっけ(汗)”

と内心ビクビクしながら手を挙げた私(音大卒)です。 

(「表情豊かに演奏しなさい」という意味)

 

楽典、弱いんだよ… 

 

 

今回は通常やっている

体力系プラクティス(つまりは気功)は無く

ちょっと物足りなさはありましたが、

 

早起きして眠かった割には

講座の最中に眠くならず、

最後まで楽しんで聞くことができました。

 

 

 

また参加できるといいな。

と思っていますが、

まあ、その時次第で。

 

 

 

※ 私の理解が追いついておらず、至らないところが多々ありますので、

特に神秘学に関する内容はくれぐれも全てを鵜呑みになさらないようお願いします。